毎日気軽にアンチエイジング

50代女子のための手軽にできるアンチエイジングブログ。試してよかったコスメやサプリ。家で出来るエクササイズ。日々の出来事などをお話していきます。

仕事中に大きな音を出す人は、周りが見えていない「裸の王様」です。

私は他人に対して気を遣えない人間が嫌いです。

そして、まさにそんな人間が、今、私の目の前にいます。

 

※最初にお断りしておきますが、今回は愚痴ブログです。 

 

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雰囲気イケメンさんによる写真ACからの写真

 

その人は、自分の世界に入り込み、キーボードをバシバシたたいています。書類をバサバサ音をたててめくり、ボールペンを机に投げつけるように置きます。周囲の人間がうるさく感じているとかいないとか、そんなこと微塵も考えていません。というかこの人は、キーボードをバシバシたたくことで、「忙しく働いているオレ、カッコいいだろ」ということをアピールしている面もあるので、まさかその音が周りの迷惑になっているなんて思っていません。

 

それどころか、周りの人間が「カッコいいオレ」のことを、羨望の眼差しで見ていると勘違いしているので、キーボードの音は静かになるどころか、ますますヒートアップして大きくなる一方です。

 

そして、キーボードを叩きながら、ブツブツと「ああ、そうか」「よし、わかったぞ」「しまった」などと独り言を言ったり、たまに天を仰いで、「ふうっ」と大きなため息をついたり、おもむろに肩をもんでみては「あぁ」などと、変な声を発したりするのですが、なんだかその行動のひとつひとつが芝居がかっています。まるで、こちらに見せたくてわざとやっているようなそんな感じです。いわゆる「忙しい、疲れた」アピールなのでしょう。

 

その証拠に、ため息をついたあとに、ちらっとこちらに目を向けることがあります。それも、こちらに気づかれないように、瞬間的にちらっと。これはきっと周りの人間の反応を窺っているのだと思われ、そして内心は誰かに「お仕事大変そうですね」と言ってもらいたくてうずうずしているのです。究極のかまってちゃんです。

 

けれど周囲の人間はバカではないので、本当に忙しい人とそのふりをしている人の別くらいはわかるし、その彼がやっていることが大した仕事でないこともよく知っているので、誰も何も言いません。そして、心の中では『うるさいヤツ、めんどくさいヤツ』と思っているのですが、それでもそんなそぶりは全く見せず、ひたすら自分の仕事に没頭しています。(中には没頭しているふりの私みたいな人もいます。)要は彼以外は大人なのです。

 

また、キーボードだけでなく、ドアや引き出しの開け閉めもとてもうるさいし、備品などの扱いもとても雑です。コピー機なども、壊れるのではないかと思うほど乱暴に扱います。他の人が誰一人物音立てずに自分の仕事に集中しているその空間で、なぜいつも一人だけバタバタして、遠慮なく大きな音が出せるのだろうかと不思議に思います。音についてちょっと過敏なところがある私には、こんなに無頓着な人間がまったく理解できません。

  

私はこれまでの人生で、目の前にいる彼を含め、こういうタイプの人を3人知っています。中でも2番目の人はきつかった...。狭い事務所の中で、大きな音を立ててキーボードを叩き、こちらが仕事の電話をしていても、その声が聞こえなくなるほどの大きな声で話したり長電話をしたり。そんな人と同じ空間で5年以上一緒に仕事をしていました。

 

毎日毎日、ドアはバタン、書類はバサバサ、歩けばドタドタ。大げさではなく、その人が歩けば、その振動が座っているこちらにも伝わってくるほどでした。とくかく朝から晩までその調子なので、その頃はストレスで気が狂いそうでした。一時は上司に許可を得てイヤホンで大音量の音楽を聞きながら仕事をしていたこともあります。

 

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FineGraphicsさんによる写真ACからの写真

 

思い起こすと、私が今まで出会ったこの3人の騒音男たちには共通点があります。それは、食べる時にクチャクチャと音を立てる、いわゆるクチャラーなのです。きっと、これは偶然ではなく、他人の迷惑も考えずに大きな音を立てるような人は、食べている時に音を出すことに対して、何も抵抗がないのでしょう。というよりも、クチャクチャと音を立てて食べることが恥ずかしいことであり、他人に不快感を与えるということも分かっていないと思います。(クチャラーなんて言葉が存在することも、多分知らないと思います。)

 

私はこのクチャラーと言われる人が大嫌いで、もし一緒に食事をしようものなら、そのクチャクチャ、ペチャペチャという咀嚼音で背筋がゾクゾクして、食欲も一気に失せてしまいます。そして一方で、もういい加減年を取った大人が、そのような不快感を他人に感じさせていることも知らずに、口から音を出しながら無邪気に食事をしている姿を見ていると、なぜか哀れみさえ感じてしまいます。

 

「きっとこの人は、親に甘やかされて育ったんだろうなあ」としみじみ思います。そして改めて、子供の頃に親から受けた躾というものが、どんなに大切で、そしてその人の一生に関わってくるものであるかを思い知らされます。別に偉そうなことを言うわけではありませんが、私の母は食事のマナーなどは結構厳しかったので、他人が見て不快に思う食べ方など絶対しませんし、そんなことをする人間が間近にいると、きっと誰からも注意されることなく育ってきた可哀そうな人だと思ってしまいます。

 

それは食事だけでなく、誰も音を出していない空間で平気で大きな音をたてたり、会社の備品を雑に扱ったり、独り言をブツブツ言ったりする様子を見ても同じです。実際このような人と一緒に仕事をすると、その時はすごく腹が立ちます。けれど後で冷静になって考えると、いい年をして周りのことが見えておらず、他人の目に自分がどう映っているのかを想像することも出来ず、そして今までの人生で、誰も注意してくれる人のいなかった「哀れな人」だとも思えます。

 

今までの経験上でわかったことですが、結局こういうタイプの人は、その人が思っている自己像と、周囲が思っている自己像が著しくかけ離れています。多分、『自分は有能で、誰よりも仕事が出来、みんなが一目置く存在。周りの人がいつも自分に無関心を装うのは、自分のことが羨ましくて悔しいのだろう』と、そのぐらいの勝手な解釈はいくらでも出来る人間です。なので、よもや自分が周囲の人間から疎ましがられ、ウザがられているなどとはこれっぽっちも思っていません。

つまり、自分で勝手に作った夢の世界で生きている「裸の王様」なのです。

 

 

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 acworksさんによる写真ACからの写真

 

 

さてさて、私の目の前の人、キーボードの音がますますヒートアップしていますよ。それと1分おきに「フウッ」とか「シュー」とか、おかしな音を口から出しています。さっき独り言で「胃が痛い」とも言っていました。

多分周囲の人間は『じゃあ、帰れよ』って、みんな同時に思ったはず(笑)。

 

 

すみません、あまりにもイライラしたので、愚痴が長くなりました。

 

では、また