【葛根湯＝風邪薬】だけじゃない 実は肩こりにもよく効く薬なのです
こんにちは
50代女子のトリーといいます。
「いつまでもキレイでいたい‼」
「少しでも若く見られたい‼」
そんな一心で、アンチエイジングを毎日がんばっている私です。
(と言っても、ゆる～くですけどね😁）
肩こりってつらいですよね。私も経験があるのでよく分かります。
でも最近は、そのつらい症状に悩まされることも少なくなり、いたって快適な日々が送れています。その理由と言うのが、ある魔法のような薬に出会ったからなんですが、その薬のおかげですっかり肩こりの症状が緩和されて、本当にありがたい毎日です。
そこで今日は、肩こりにお悩みのみなさんに、その魔法のような薬の名前をお教えしますね。その薬というのが、なんと、
ジャーン、
葛根湯（カッコントウ）です！
「えっ？」そう思った方も多いでしょう。なんかちょっと冷たい視線が感じられます😅「何か新しい薬を教えてもらえるかと期待していたのに」とか、「葛根湯ぐらい知ってるし、それにそれってただの風邪薬じゃないの？」と、ちょっと残念に思った人もいるのでは。
ごめんなさい。別にガッカリさせるつもりはなかったんです。ただ、葛根湯は知ってても、どんな薬なのか正確に知っている人は少ないんじゃないでしょうか。多分ほとんどの人が【葛根湯＝風邪薬】と思っていて、肩こりに効果があると知っている人はまだ少ないのでは？
その証拠に、先日、私の身近でもこんなことがありました。会社の給湯室で同僚が「あ～、今日は肩が凝る～」と言いながらつらそうにしていたので、私が「葛根湯あるよ、飲む？」と言ったら、「えっ、何で葛根湯。風邪でもないのに？」って不思議そうな顔をされました。
私の中ではもうずいぶん前から、肩こりがつらい時は葛根湯を飲んで治していたので、その同僚の言葉を聞いて、葛根湯が肩こりに効くっていうのを知らない人がまだ多いということを再認識しました。
その後、他の人にも聞いてみたんですが、葛根湯を肩こりの解消のために飲むという人は、残念ながらいませんでした。
＜そもそも葛根湯とは？＞
そもそも葛根湯とは、7つの生薬（葛根、麻黄、生姜、大棗、桂皮、芍薬、甘草）が配合されている漢方薬です。これは風邪の初期症状に対してよく効く生薬の組み合わせだそうです。
我が家にも常備薬として置いてあり、「あっ、風邪かな」と思ったらすぐに葛根湯を飲んですぐ寝ます。すると、次の日には何事もなかったかのように治っています。ただし飲んだら安静にしておかないと、治るものも治りませんよ😏
なぜ葛根湯を飲んだら風邪が治るかというと、一度飲んだことがある方なら経験していると思いますが、飲んでしばらくすると、身体がぽかぽかして来ます。これは決して風邪により熱が上がった訳ではなく、葛根湯の作用なのです。あえて発熱をさせ、外部から侵入した菌・ウイルスを弱らせ、発汗を促し、体温を下げる。この「発熱発汗」により、早期に風邪が治るようになっているのです。
ただし一度こじらせてしまうと、葛根湯は効かなくなり、かえって逆効果になりますのでご注意下さい。あくまで初期に飲むようにしましょう。
詳しくはこちらでご確認を
＜葛根湯があれば医者いらず？＞
さて＜葛根湯が肩こりに効く＞という話に戻りますが、ちょっとこちらを見て下さい。
これは我が家に常備してある葛根湯ですが、【かぜの初期の諸症状】の文字の下に、
「鼻かぜ・頭痛・肩こり」って書いてありますよね。
そうなんです。かなり堂々と「肩こり」って書いてあるんですが（他メーカーのものにも全て、同じように書いてあります）、気付いてないというか、知らない人も多いんですよね。その証拠に、私がいつもこれを買うドラッグストアでも、風邪薬のエリアに置いてあるので、一般的には風邪薬と認識されているみたいです。
ただ、本当に長年葛根湯を愛用してきた者として、声を大にして言いたいのですが、
「葛根湯は肩こりに効くぞ～」😄
本当に、本当に、肩こりによく効くんですよ。つらい時、私は今まで何度助けられたか分かりません。肩こり以外にも、季節の変わり目とか、天気が悪い日に調子が悪くなることが多いのですが、そんな日は目覚めてすぐに葛根湯を飲みます。すると、「何か今日は調子が悪いな」とか「ちょっと頭痛がひどくなるかも」なんて思っていたのに、いつの間にかそんなことも忘れて、夕方頃に「あれ、今日調子が悪くなると思ってたけど、忘れてた」なんてこともよくあります。
風邪の引き始めに飲むと効果があるのと同じで、なんとなく調子が悪い・不快などの症状が出始めた時に葛根湯を飲むと良くなるようです。
初めの頃は私も半信半疑でしたが、色んな症状が出た時に、試しに葛根湯を飲んでみるとたいていの症状が改善されるのがわかりました。今では効果を確信して、筋肉痛とか、神経痛とかの時も飲んでいます。おかげで最近は「医者いらず」ですよ。
と言っても、過信は禁物ですので、ちょっと気になる症状が出たら、ちゃんと病院に行くようにはしています。なんたってもう50代ですからね(笑)
それとこれは、知り合いの病院の先生に聞いた話ですが、葛根湯に限らず漢方薬で〇〇湯といったように最後に「湯」の字がつくものは、もともと煎じ薬だったらしく、このタイプのものは、少し熱めのお湯で飲むと効きがさらによくなるそうです。
あとどうしても漢方薬なので、独特な臭いと苦みがあります。私はこれがかえって好きというか、いかにも体に良さそうな感じがするので、何とも思わないのですが、人によっては苦手っていう人もいると思います。そういう方は、錠剤タイプのものもありますので、こちらを試してみてはどうでしょうか。
葛根湯については、コロナに効果があるかもなんて、最近ちょっと話題になっていますね。この噂についての真相はわかりませんが、いい薬なのは確かですので、機会があったら試してみて下さい。
あなたにも、私と同じように肩こりとは無縁の日々が訪れることを願っています。
では、また
