『50代だから、記憶力の低下は仕方ない？』いえいえ、まだあきらめるには早いですよ😀

こんにちは
50代女子のトリーといいます。

「いつまでもキレイでいたい‼」
「少しでも若く見られたい‼」

そんな一心で、アンチエイジングを毎日がんばっている私です。

(と言っても、かなりゆる～くですけどね😅)

f:id:tori-tory:20210704193102j:plain — 記憶力の低下　気になりませんか？

年を重ねると記憶力の低下が心配になってきますよね。覚えるのも思い出すのもいつのまにか、苦手になったと感じませんか。

実は先日こんなことがありました。それは私の2歳上の姉のことです。

姉は子供の時から私より頭がよく、勉強が出来、成績も常に上位の方でした。そんな優秀な姉を持つ私は、どこに行っても比べられてばかりなので、正直劣等感を感じていました。

私はどちらかと言うと、出来の悪い子でしたので😅。

ただそんな優秀な姉でも、加齢と言うものには勝てないようで、最近物忘れが増えて来ています。先日も実家に帰って来て一緒にドラマを見ていた時、

姉：この俳優さん、去年結婚したよね。

私：うん、確か。

姉：奥さん、あの人だよね。ほら、あの人。

私：誰だっけ？

姉：ほら、あの人、あのドラマに出てた。あれ？あのドラマ、タイトルなんだっけ？

私：何のドラマ？

姉：えっと～😩。

私：？？？

結局その後スマホで調べて、その俳優さんの奥さんの名前も、ドラマのタイトルも分かったのですが、この姉の様子を見た私はちょっとショックでした。

子供の頃から常に記憶力がよく、知識も豊富で、尋ねたら何でもすぐ答えてくれた、そんな姉でした。だけど、やっぱり年齢には勝てないんですね～。

私は、元々そんなに記憶力も良くなく、アホな子だったので(笑)、思い出せないことがあっても、「まあ、仕方ない。通常運転」って感じなんですが、姉はそんな私とは正反対の人生を送ってきています。

だから、『この記憶力の低下についてどう感じてるのかなぁ、私以上に傷ついているんじゃないかなぁ』と考えると、ちょっと悲しくなりますね。って、人の心配してる立場でもないんですけどね(笑)。

人間は誰しも年をとると少なからず記憶力が衰えます。そしてその原因は、脳に蓄積された情報の量だと言われています。

年を取り、人生経験を積み重ねていくと、脳に蓄積されている情報量は膨大なものになっていきます。いわばパソコンの中に、たくさんのファイルがある状態です。

そして、誰かの名前など特定の情報を思い出そうとしたとき、「どのファイルだったかな？」と、マウスを動かして必死にあちこちのファイルを開いている自分を想像してみて下さい。

「えっと、コレだったかな。いや違う、こっちか」なんて、探し出すのに時間がかかったり、結局、最後まで見つからなかったりすることってありますよね。

でも保存しているならば、必ずどこかにあるはずです。
　　
記憶もこれと同じで、本来は覚えているのに、キャパオーバーで、引き出すのに時間がかかったり、思い出せなかったりします。つまり忘れているわけではなく、【思い出す力】が衰えているのです。

最新の研究では、年をとっても【覚える力】はそれほど衰えないことがわかってきました。そして、【思い出す力】を高める工夫をすれば、『思い出せない😨』と不安になったり、生活の中で戸惑いを感じることはぐっと少なくなると言われています。

では、【思い出す力】を高めるにはどうしたらいいのでしょうか。

手っ取り早く出来るのは、スマホやパソコンで検索する前に、自分の頭で１分間考えるクセをつけることです。

今はとても便利な時代で、漢字からタレントの名前まで、わからないことがあれば即座にスマホやパソコンで調べることができます。そしてそれが当たり前になっていて、これでは脳の【思い出す力】が低下するのも仕方ありません。

だからせめて１分間は、自分で思い出そうとがんばってみましょう。その結果、思い出したいことが思い出せなかったとしても、この考えるという時間が脳にとっては大切なトレーニングになるのです。

また、初めての場所に行く場合や車に乗る時なども、なるべくナビに頼らないようにしましょう。ナビに頼り過ぎてしまえば空間認知能力がダウンするので要注意です。

ただし、迷ってしまって目的地にたどり着かないと困りますので、『行けるところまでは自力で行く』『ナビは最終手段』などと決めて、脳を使う作業とツールに頼る作業を自分なりに線引きしてみましょう。

他にも、脳を鍛える方法としては、良質な睡眠が必須だと言われています。就寝中、脳内では疲労物質の代謝や脳細胞の修復、アミロイドβの除去といったメンテナンス作業が行われています。

ところが、寝る直前まで仕事やトレーニングを行っていると、交感神経が優位になり、寝付きにくくなります。

また、スマホやパソコンを操作してしまうと、ディスプレイの光が、睡眠物質であるメラトニンを減少させ、良質な眠りを妨げることになります。そうなると、脳のメンテナンスが十分に出来ない状態となります。

なので、就寝前はスマホを手に取らず、温かい飲みものを飲みながら読書をしたり、リラックスできる音楽を聴いたりして過ごすように心がけましょうね。